スタッフインタビュー

フォルクスワーゲン 旭川(2016年入社)

サービススタッフ
杉山

資格無しでも思い切って挑戦しました

前職からの転職とそのきっかけ

私は高校生の時からガソリンスタンドでアルバイトをしていて、そのまま正社員として働いていました。車に触れる機会は多かったですが、整備士としての資格は持っていませんでした。

前職を退職し、新たな職を探しているときに偶然この会社の求人を見つけました。整備士の資格がなくても応募できるという点に魅力を感じ、思い切って応募しました。
採用担当の方は「まさか、整備士の資格がない人が来るとは思わなかった」と驚かれていたのをよく覚えています。

入社して実務経験を積みながら最初の1年で3級整備士の資格を取得し、その翌年には2級整備士の資格を取得できました。

環境改善と風通しの良さ

私が入社してからの8年間で、会社の環境は大きく変化しました。特に4、5年前にVTホールディングスのグループ会社になったことで、職場の雰囲気や待遇がとても改善されました。
それまでと比べて、社員一人ひとりがより働きやすい環境が整えられ、業務の効率も上がったと感じています。

工場では、作業の効率化だけでなく、コミュニケーションも活発になり、チームワークがさらに強化されました。
例えば、新しい技術や作業方法の共有がよりスムーズになり、若手社員も積極的に意見を出せるようになりました。これは、業務の質の向上にもつながり、結果的にお客様に提供するサービスのレベルも上がったと実感しています。

ワークライフバランスが取れる環境

光洋自動車で働く魅力の一つは、仕事とプライベートのバランスが非常に取りやすい点にあります。
私自身、家族との時間を何よりも大切にしていますが、この会社に入ってからは、その時間をしっかり確保できるようになりました。
というのも、会社として労働時間や休日の管理が徹底されており、安心して仕事に取り組めるだけでなく、家庭での時間も充実させることができます。

育児休暇の制度も整っており、私は実際に1ヶ月間の育休を取得することができました。子供と過ごす貴重な時間を持てたことは、私にとって非常にありがたい経験でした。こうした家族を大切にしながら働ける環境があることが、非常に恵まれているなと感じています。

仕事で心がけていること

最も大切にしているのは「安全」です。車を運転するお客様が安心して乗れるよう、細心の注意を払って整備を行っています。

例えば、冬の北海道ではタイヤの取り付けやトルク管理が特に重要なポイントとなります。寒冷地ならではの厳しい環境に対応できるよう、ミスのない作業を心がけています。
事故が起きてからでは遅いので、常に点検や作業の確認を徹底し、どんな小さな不具合も見逃さないよう努めています。

また、お車はお客様にとって大切な財産であり、その価値を守ることも私たち整備士の重要な役目だと思っています。車の性能や状態を最良のものに保つために、一つひとつの作業に細心の注意を払い、最善の整備を提供することを心がけています。

やりがいと成長

新しい知識を得る機会が多いことがこの仕事のやりがいです。最近、全国から整備士が集まるトレーニングに参加しました。他の整備士と交流しながら学ぶ経験は貴重です。
こうした研修では、単に技術を学ぶだけでなく、異なる視点や経験を共有することで、自分の考え方や作業手順を見直すきっかけにもなります。

また、先輩たちとの日常的なやり取りや現場での経験を通じて、自分のやり方を見直すことが頻繁にあります。慣れている方法が最良とは限らないと気づき、新しい方法を取り入れることで技術を向上させています。
こうした学びの場は、技術だけでなく、問題解決能力やチームワークの重要性を深く理解する機会にもなっています。

このように、成長し続けられる環境が整っていることで、仕事へのモチベーションが高まり、日々の業務が楽しく感じられます。新しいことを学び、自分の成長を実感できるのが、この仕事の最大の魅力です。

今後の目標とメッセージ

今後の目標は、フォルクスワーゲンの「テクニカルマイスター」という最上級の資格を取得することです。これを目指して、日々努力を続けています。

また、後輩たちの技術や知識の底上げも重要な課題です。これから整備士を目指す方々に伝えたいのは、やはり車に対する興味と学ぶ気持ちが大切だということです。
車が好きで、その知識を深めたいと思っている方には、この仕事は非常にやりがいのあるものです。

入社後にはしっかりとサポートする体制が整っていますので、安心して挑戦してもらえればと思います。